さいたま市は28日、妻の腕をたたいてけがをさせたとして、大宮区役所の男性主幹(57)を減給10分の1、1カ月の懲戒処分にした。
市人事課によると、男性主幹は6月19日午後8時45分ごろ、自宅で妻と口論になり、左上腕部をたたくなどの暴力を振るい、10日間のけがを負わせた。男性主幹は、妻の通報で駆け付けた警察官に傷害容疑で逮捕された。その後、妻との示談が成立し、7月3日に不起訴処分になったという。男性主幹は「不適切な行動について深く反省し、公務員としての信用を失墜させかねない行為であると深く受け止めています」と話しているという。