埼玉新聞

 

埼玉を代表する景勝地、嵐山渓谷で紅葉が見頃 モミジやカエデ、清流と美しい景観を織り成す 12月7日まで「紅葉まつり」、29日からイベント 町名の由来は本多静六「京都の嵐山に似ている」

  • 木々の葉が色づき、来場者の目を楽しませている嵐山渓谷

    木々の葉が色づき、来場者の目を楽しませている嵐山渓谷=27日、嵐山町

  • 木々の葉が色づき、来場者の目を楽しませている嵐山渓谷

 県内を代表する景勝地の一つ、嵐山町の嵐山渓谷で紅葉が見頃を迎えた。木々の葉が赤や黄色に色づき、晩秋の風情を漂わせている。29、30日には「紅葉まつり」のイベントデーも行われる。

 嵐山渓谷にはイロハモミジ、ハウチワカエデなどがあり、紅葉と槻川の清流とで美しい景観を織り成す。日本初の林学博士、本多静六がこの地を訪れ、「京都の嵐山の風景に似ている」と話したのが、嵐山町の町名の由来ともいわれている。

 「紅葉まつり」の期間は12月7日までだが、29、30日にはイベントデイを開催し、町観光協会会員の飲食店などが地元グルメを出店。新米や農産物などの販売も行われる。観光ボランティアガイドによる渓谷内の案内もある。イベントは午前9時~午後3時。渓谷散策の駐車料金は普通車1台500円。

 問い合わせは、嵐山町ステーションプラザ嵐なび観光案内所(電話0493・62・8730)へ。

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