マミーマート、過去最高の増収増益 9月期決算 一部店舗を新業態の「生鮮市場TOP!」と「マミープラス」へと転換 低価格化と品質追求が顧客の支持を集める 新規出店6店、改装10店を実施
2025/11/28/11:59
食品スーパーのマミーマートを傘下に持つマミーマートホールディングス(さいたま市北区)が発表した2025年9月期の通期連結決算は、純利益が前年比10・8%増の52億4600万円、売上高に当たる営業収益は20・5%増の1936億8900万円だった。営業利益は4・8%増の67億4400万円、経常利益は3・5%増の71億9700万円で着地した。
主力のスーパーマーケット事業では前期に続き、「マミーマート」の一部店舗を新業態の「生鮮市場TOP!」と「マミープラス」へと転換。圧倒的な低価格化と品質追求が顧客の支持を集め、営業総利益は過去最高を記録。出店関連費用や賃金改定といった販管費および一般管理費の増加分を吸収した。
今期は「先行投資フェーズ」を掲げる中期経営計画(24~26年)の2年目として新規出店6店、改装10店を実施。21日に都内で会見した岩崎裕文社長は大量一括仕入れ体制の構築や従業員の給与アップなどの人的資本投資に注力し、「(26年9月期は)過去最大の9店舗を新規出店する」と話した。
26年9月期の純利益予想は前期比1・0%増の53億円とした。










