埼玉新聞

 

整備中の仮庁舎、12月15日にオープン 本庁舎で火災が発生した埼玉・白岡 損傷受けた庁舎は40億円以内の費用で2029年秋の復旧・復興を目指す

  • 【地図】白岡市(背景薄緑)

    白岡市の位置

  • 【地図】白岡市(背景薄緑)

 埼玉県の白岡市役所本庁舎の火災で、市は25日、職員駐車場に整備を進めていた仮庁舎の概要を発表した。12月15日のオープンに先立ち、同1日開会の市議会12月定例会が多目的室で行われる。

 市によると、仮庁舎はプレハブ平屋2棟で広さは計約2200平方メートル。主に生涯学習センター「こもれびの森」に間借りしている役場機能が移り、同13、14日に引っ越し作業を行う。併せて「こもれびの森」の会議室や学習室などの利用も同19日から再開される。

 5月の火災で1階を中心に損傷を受けた本庁舎について、市は本年度から実施予定だった大規模修繕工事と同程度の40億円以内の費用をかけ、2029年秋の復旧・復興を目指している。

ツイート シェア シェア