埼玉新聞

 

赤、ピンク、白 クリスマスを彩るポインセチア 埼玉・入間で出荷始まる 6万鉢を栽培 今年は急激に寒くなり色づきが1週間ほど遅れる

  • クリスマスを前に出荷作業が進むポインセチア=21日、入間市寺竹

    クリスマスを前に出荷作業が進むポインセチア=21日、入間市寺竹

  • クリスマスを前に出荷作業が進むポインセチア=21日、入間市寺竹

 クリスマスシーズンを彩る観葉植物、ポインセチアの出荷準備が入間市寺竹の篠園芸で始まっている。濃淡さまざまな赤、ピンク、白などのポインセチア約6万鉢を栽培し、首都圏の市場などに出荷する。

 室温15度以上に保ったハウス内で、高さ約12センチの小さな鉢から約1・5メートルの大きな鉢まで、12種のポインセチアを育てている。クリスマス前まで出荷のピークが続き、直売も行う。同園のポインセチアは茎が丈夫で折れにくく、贈答用にも最適という。

 生産者の篠孝幸さん(53)は「(ポインセチアは)だんだんと気温が寒くなる時に色づく。今年は急激に寒くなったので、色づきが1週間ほど遅れた。ポインセチアの赤で、温かく元気な気持ちになってほしい」と話した。

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