全員で世界一を…東松山のチアダンス・中学生チーム、全米最大級のチア&ダンスイベントへ出場権を獲得 世界の舞台へ大きな一歩を「私たちが絶対1位と気持ち忘れず踊る」
2025/11/27/14:19
東松山市を拠点に活動するチアダンスチーム「JAMBOREE(ジャンボリー)」の中学生チーム「TIARA(ティアラ)」が、来年4月に米フロリダ州で開催される世界大会への出場権を獲得した。努力の積み重ねが世界へとつながった「ティアラ」の5人。東松山から世界の舞台へ、大きな一歩を踏み出そうとしている。
メンバーは、東京都立川市のアリーナ立川立飛で今月1~3日まで開かれていた全米最大級のチア&ダンスイベント「ジャムフェス」の日本大会で上位入賞。海外からも数多くの団体が参加し、迫力満点の演技が観客を魅了した。
代表の荒井愛子さんが始めたダンスチーム。15年間にわたり積み重ねてきた努力が初めて実を結んだ。練習は週5日。平日は2時間半、土日は終日行われ「つらい時には笑顔」を合言葉に、基礎練習や筋力トレーニングに力を入れている。毎回のレッスン後には学んだ内容を記録する「チアノート」を書くことで技術の定着を図り、大会以外にもチームの認知度向上のため、地域のイベントに積極的に参加し、パフォーマンスを披露する機会を大切にしている。
上級生が下級生を教える文化も根付き、強い連帯感がチームの持ち味だ。世界大会に挑むメンバーは、リーダーの瀬戸口心さん(13・中1)、斉藤莉奈さん(13・中1)、瀬戸口麗さん(12・小6)、清水葵さん(12・小6)、藤倉莉那さん(12・小6)で、いずれも小さな頃から共に練習を積んできた。
リーダーの瀬戸口さんは「日本を代表して世界でも活躍できる選手になり、全員で世界一を取りたい」と意気込む。斉藤さんも「念願の世界大会に出場できてとてもうれしい。日本を背負って、私たちが絶対1位だという気持ちを忘れずに踊りたい」と語った。










