<J1浦和>4戦ぶりの勝利へ意欲 岡山戦へ向けて練習公開 ファンサービスでは今季限りで退団のホイブラーテンとチアゴサンタナに長蛇の列
浦和は26日、さいたま市の大原サッカー場で30日に実施される岡山戦(14時・JFEス)に向けた公開練習を行った。柴戸はコンディション調整のため別メニュー。松尾(川口市出身)はけがの影響でピッチではランニングで汗を流した。
試合形式のゲームでは渡辺(東松山市出身)らが好プレーを披露し、オフ明けを感じさせない選手が多かった。安居(川口市出身)は「1―0でもいいから勝利を求めたい」とリーグ4戦ぶりのゴールと勝ち点3へ意欲を見せた。
0―3で敗れた8日の広島戦から約半月が経過。22日には立正大とトレーニングマッチ(45分×3本)を行い照内(さいたま市出身)、キーセテリン、中島らの得点で7―2で勝利。実戦感覚を取り戻す貴重な機会とした。
練習後にはファン・サポーターにファンサービスを行った。今シーズン限りで退団が決まったホイブラーテンとチアゴサンタナには長蛇の列ができ、両選手は丁寧にサインや記念撮影などに応じていた。
■国内移籍明かす/チアゴサンタナ
今シーズン限りで退団が決まった背番号12は前向きに切り替えていた。「まだどこに行くかは言えないけど、日本に残ることは決めたので来年も日本にいる」と国内での移籍先が決定していることを明かした。
浦和に所属した2年間で挙げた公式戦の得点は17。昨季は13得点を奪ったが、今季は4得点にとどまっている。「2年目が良くなかった。自分の人生の中で一番けがが多かったシーズンになった」と期待に応えられなかったことを悔やんだ。
■「特別」と別れ惜しむ/ホイブラーテン
守備の要として3シーズンの間、最終ラインを支えた背番号5が別れを惜しんだ。「僕のキャリアでのハイライト。20年後に思い返したら、本当に素晴らしく特別な時期を過ごしたのだと振り返ることができる」とうつむきながら実感を込めた。
加入1年目にはショルツ(現FC東京)との鉄壁コンビでベストイレブンに輝いた。「ショルツは重要な存在で(関根)タカとも素晴らしい友情を築けた。その2人からはかなりの影響があった」と感慨深そうに話した。










