埼玉県出身の俳優・渡邉美穂さん（25）が11月24日、文化放送の特別番組「渡邉美穂の私、埼玉が好き～～！」でパーソナリティを務めた。

　「埼玉特番」は、8月の放送に引き続き今年4回目、通算7回目の放送。今回は2025年の振り返りとして、「わたしと埼玉」「埼玉ニュース」をテーマにリスナーのメールを紹介。埼玉県産お米の魅力発信や、ゲストに日向坂46時代に同期で活動した俳優の濱岸ひよりさん（23）を迎え、楽しいトークを展開した。

　埼玉新聞では、渡邉さんへの独占インタビューを実施。収録を終えた渡邉さんに、番組の感想や来年の抱負などを聞いた。（森本勝利）

　―7回目の「埼玉特番」でパーソナリティを務めた感想を教えてください。

　今回の埼玉特番は、身も心もいっぱいになりました。埼玉県産のお米を美味しくいただいたり、リスナーからの埼玉に関する話題で盛り上がったり、楽しいひと時になりました。そしてゲストにはグループ時代の同期である濱岸ひよりちゃんが出演してくれました。お互いにグループを卒業した後でも、こうして共演できることは本当にありがたいですし、念願が叶ってうれしかったです。

　―今回は埼玉県産のお米「彩のきずな」と「えみほころ」をご紹介いただきました。

　私自身が埼玉県産のお米を食べるのが初めてだったのですが、地元にこんなに美味しいお米があるのかと感動しました。「利き埼玉県産お米」にも挑戦しましたが、香りや食感、粒の甘みなど、自信を持って違いが言えるぐらい、それぞれ美味しかったです。名前の由来や生産に対する思いもお聞きしたので、どんどん魅力を発信していきたいです。

　―コクーンシティに店舗がある食のセレクトショップ「こととや」からは、美味しい埼玉県産のお米に合う「ご飯のおとも」が登場しました。

　さまざまな商品をご紹介いただきましたが、おススメは「小豆島生のり」です。口に入れた瞬間に、のりの香りがふわっと広がって、ご飯にとても合って絶品でした。ぜひリスナーの皆さんにも味わってほしいです。

　―ゲストの濱岸ひよりさんとのトークはいかがでしたか。

　グループを卒業した今だからこそ、お互い等身大で話せた気がします。グループの時とはまた違う関係性というか、ありのままで喋れる感じが新鮮だったと思います。プライベートな雰囲気をそのままお届けできる場は、きっと初めてだったと思うので、リスナーの皆さんがどのように感じたのか教えてほしいです。

　―2025年はどのような一年になりましたか。

　あっという間の一年でした。主演映画やドラマ出演など、ありがたいことに多くの経験をさせていただきました。埼玉との関係性で言うと、帰る頻度が何となく高くなった気がしています。それだけ埼玉とは切っても切れない関係性になっています。

　―2026年の抱負を教えてください。

　変化を楽しむ一年にしていきたいです。20代後半になり、これまで以上に、より大人に近づいていきますので、環境の変化を楽しみながら、私自身もさらに成長していきたいです。そして埼玉特番ではロケ企画もやりたいですし、レギュラー化を目標にこれからも頑張ります。

　―さいごにリスナーの方々、そして埼玉県民へメッセージをお願いします。

　「都道府県魅力度ランキング2025」で埼玉県は残念ながら最下位になってしまいましたが、この番組の力で最下位を脱出できるぐらい、埼玉の魅力をお届けしました。ゲストの濱岸ひよりちゃんにも、埼玉の魅力を語っていただいたので、ぜひ聴いてほしいです。今回で7回目の埼玉特番ですが、色々な角度から埼玉の良さを伝えていますので、今後とも応援よろしくお願いします！

■渡邉美穂（わたなべ・みほ）2000年2月24日生まれ。埼玉県出身。埼玉応援団、埼玉バスケットボールアンバサダーを務める。2017～22年まで日向坂46で活動。主な出演作に主演映画『あたしの！』、『青春ゲシュタルト崩壊』、連続テレビ小説『虎に翼』（NHK）、ドラマ『ラブライブ！スクールアイドルミュージカル the DRAMA』（MBS）など。現在は『シネマアディクト』、『シネマクラッシュ』（BSテレ東）にBSテレ東のシネマナビゲーターとしてレギュラー出演ほか、ドラマ『地獄は善意で出来ている』（カンテレ×FOD、毎週木曜深夜）出演中。

＝埼玉新聞WEB版＝