副市長の公募見送り 埼玉・鶴ケ島市長が方針転換 応募は複数も「決め切れなかった」
2025/11/26/13:17
鶴ケ島市の小川尋海市長は25日の定例会見で、副市長の人事案について「市議会や職員が納得できる人材にお願いしたい」と述べ、公募で選抜するとしていた当初の方針を転換する意向を明らかにした。26日開会の12月定例市議会への提案は見送るとしている。
公募は1次選抜として今月7~14日、小論文と書類の提出を求めて実施。小川市長は「応募は複数からあったが、決め切れなかった」とした上で「私としては『やりたい』という意欲が重要と思ったが、他の職員からの評価が重視されるべきと感じ取った」と説明した。
2次選抜として予定していたプレゼンテーションは行わなかった。「市職員から選びたいという思いには変わりはない。私からお願いするという形で副市長の案を出したい」と話した。
小川市長は10月26日投開票の市長選で当時の現職を破り、初当選した。副市長は前職が今月4日付で退任し、不在となっている。










