さいたま市内の特別支援学校の校舎で生徒にわいせつ行為をしたとして、大宮西署は25日、不同意わいせつの疑いで、上尾市川1丁目、同校教員の男（63）を逮捕した。

　逮捕容疑は今年4月ごろから9月12日までの間、さいたま市内の県立特別支援学校の校舎内で、同校の生徒で県内居住の10代女性に対して、体を触るなどのわいせつな行為をした疑い。容疑を認めているという。女性にけがはなかった。

　同署によると、被害女性の母親が同署へ「娘が学校の校舎内で教師からわいせつ行為を受けた」と通報。被害者の供述などから犯行を特定した。同署はほかにも同じ女性に対する同様の余罪があるとみて捜査を継続している。