埼玉新聞

 

世界の記憶に「風姿花伝」を推薦 ユネスコ、2027年登録審査

  •  ユネスコの「世界の記憶」へ推薦が決まった「観世宗家伝来 世阿弥能楽論『風姿花伝』」の世阿弥直筆の一部(二十六世観世宗家 観世清和氏提供)

     ユネスコの「世界の記憶」へ推薦が決まった「観世宗家伝来 世阿弥能楽論『風姿花伝』」の世阿弥直筆の一部(二十六世観世宗家 観世清和氏提供)

  •  ユネスコの「世界の記憶」へ推薦が決まった「観世宗家伝来 世阿弥能楽論『風姿花伝』」の世阿弥直筆の一部(二十六世観世宗家 観世清和氏提供)

 松本洋平文部科学相は25日、歴史的に重要な文書や絵画などを保護する国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界の記憶」の候補として、室町時代に能を大成した世阿弥の直筆を含む能楽論の書「風姿花伝」を政府が推薦すると発表した。2027年に登録可否が審査される予定。政府が23年に推薦した「広島原爆の視覚的資料―1945年の写真と映像」も、同じ27年の登録審査となる見通しだ。

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