埼玉新聞

 

埼玉でクマ目撃…今まで出没しなかったエリアで 爪痕など痕跡を初確認 昨年5千人以上が参加の人気イベント、一部を変更 カキの実が食べられ、駅から100メートル地点でクマを目撃

  • 【イラスト】クマ出没注意/危険動物

    クマ出没注意

  • 【地図】日高市

    ウオークコース変更 クマ痕跡を初確認=日高市

  • 西武池袋線武蔵横手駅の周辺(国土地理院HPより)

    西武池袋線武蔵横手駅の周辺(国土地理院HPより)

  • 【イラスト】クマ出没注意/危険動物
  • 【地図】日高市
  • 西武池袋線武蔵横手駅の周辺(国土地理院HPより)

 日高市は20日、市内でクマの目撃情報や痕跡があったとして、22日から2日間開催する「第12回 日高かわせみの里ツーデーウオーク」のコースを一部変更すると発表した。同市内でクマの痕跡が確認されるのは初めてという。

 市によると、15日に同市横手の民家で、カキの実が食べられているのが発見された。また西武池袋線武蔵横手駅から南東約100メートル地点で郵便局職員がクマを目撃。19日、市職員と地元猟友会が現地を確認したところ、爪痕やふんなど、クマの可能性が高い痕跡が確認された。

 変更があったコースは23日に実施する20キロ、13キロ、10キロコースの3コース。クマが目撃された周辺を避け、約800メートル距離を短縮する。既に約900人の事前申し込み(当日受け付け可)があり、昨年は5397人が参加した人気イベント。今後もコースの変更などがある場合は、市ホームページに掲載する予定。
 

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