埼玉でクマ目撃…今まで出没しなかったエリアで 爪痕など痕跡を初確認 昨年5千人以上が参加の人気イベント、一部を変更 カキの実が食べられ、駅から100メートル地点でクマを目撃
2025/11/21/13:10
日高市は20日、市内でクマの目撃情報や痕跡があったとして、22日から2日間開催する「第12回 日高かわせみの里ツーデーウオーク」のコースを一部変更すると発表した。同市内でクマの痕跡が確認されるのは初めてという。
市によると、15日に同市横手の民家で、カキの実が食べられているのが発見された。また西武池袋線武蔵横手駅から南東約100メートル地点で郵便局職員がクマを目撃。19日、市職員と地元猟友会が現地を確認したところ、爪痕やふんなど、クマの可能性が高い痕跡が確認された。
変更があったコースは23日に実施する20キロ、13キロ、10キロコースの3コース。クマが目撃された周辺を避け、約800メートル距離を短縮する。既に約900人の事前申し込み(当日受け付け可)があり、昨年は5397人が参加した人気イベント。今後もコースの変更などがある場合は、市ホームページに掲載する予定。










