埼玉新聞

 

佐賀関火災拡大「強風が要因」 大分知事、住宅の提供調整

  •  大分県庁で開かれた災害対策本部会議=21日午前

     大分県庁で開かれた災害対策本部会議=21日午前

  •  大分県庁で開かれた災害対策本部会議=21日午前

 大分市佐賀関の大規模火災を巡り、大分県の佐藤樹一郎知事は21日、災害対策本部会議で延焼拡大の原因について「強風が吹いていたのが最大の要因」との認識を示した。火災が発生し、延焼が広がった18日の夜には、風速が15メートルを超えていたと推測できるとした。

 21日午前7時時点で73世帯の113人が避難所に身を寄せており、県は、家を失った被災者への仮住まいの確保に向けて調整を進める。グループの製錬所を佐賀関で操業するJX金属も、社宅や寮の提供を表明している。

 県によると、火災は18日午後5時45分ごろ発生。住宅など約170棟が延焼し、約130世帯が被災した。

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