埼玉新聞

 

東電柏崎原発、またテロ対策不備 東北電東通では不正に記録

  •  新潟県の東京電力柏崎刈羽原発の(手前から)1、2、3、4号機と(間を開けて)7、6、5号機=2025年11月7日

     新潟県の東京電力柏崎刈羽原発の(手前から)1、2、3、4号機と(間を開けて)7、6、5号機=2025年11月7日

  •  新潟県の東京電力柏崎刈羽原発の(手前から)1、2、3、4号機と(間を開けて)7、6、5号機=2025年11月7日

 東京電力が再稼働を目指す柏崎刈羽原発(新潟県)で今年6月、テロ対策に関する秘密文書が不適切にコピーされる管理不備が見つかっていたことが20日、分かった。東北電力東通原発(青森県)でも、外部からの侵入を感知するセンサーの性能試験や点検を不正に記録していたことが判明。原子力規制委員会は同日、臨時の非公開会合を開いて今後の対応を協議した。柏崎刈羽原発ではテロ対策の不備が相次いで発覚し、規制委が事実上の運転禁止命令を出した経緯がある。

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