埼玉新聞

 

【速報】窓壊し住宅侵入、連続窃盗100件超か 3つの犯行グループを一斉摘発 男女11人逮捕 被害総額2千万円以上 埼玉県警

  • 窃盗グループの関係先アパートへ家宅捜索に入る県警の捜査員ら=19日午前7時35分、群馬県大泉町

    窃盗グループの関係先アパートへ家宅捜索に入る県警の捜査員ら=19日午前7時35分、群馬県大泉町

  • 窃盗グループの関係先アパートへ家宅捜索に入る県警の捜査員ら=19日午前7時35分、群馬県大泉町

    窃盗グループの関係先アパートへ家宅捜索に入る県警の捜査員ら=19日午前7時35分、群馬県大泉町

  • 窃盗グループの関係先アパートへ家宅捜索に入る県警の捜査員ら=19日午前7時35分、群馬県大泉町
  • 窃盗グループの関係先アパートへ家宅捜索に入る県警の捜査員ら=19日午前7時35分、群馬県大泉町

 今年10月以降相次いでいる一般住宅の忍び込みや空き家対象の連続窃盗事件で、県警は19日、その一部に関与したとして、住居侵入や窃盗などの疑いで、三つの犯行グループを一斉に摘発し、ベトナム国籍の男を含む20~30代の男女11人を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。県警は同日、群馬県大泉町内のアパートなど、グループの複数の関係先を捜索した。

 グループは県北や群馬、栃木県などに拠点を置き、グループ間で車両を入れ替えたり、同じ場所に出入りしていることから、関係があるとみられる。県内では熊谷市や志木市など全域で10月以降に100件超の住宅対象の窃盗事件が発生しており、被害総額は2千万円以上。県警はいずれの事件もこのグループによる犯行とみて、事件や組織の全容解明を進める。

 捜査関係者によると、事件はいずれも工具を使って1階の掃き出し窓などを壊して侵入する手口。家人の就寝中の時間帯である深夜帯が多く、一晩で複数の住宅を狙っていた日もあった。グループはそれぞれ4人程度で行動し、車体とナンバープレートが一致していない車両を使用し、集合場所に向かう際や犯行現場まで行く車両をその都度乗り換えるなどしていたという。

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