国内最大級の展示商談会 さいたまスーパーアリーナできょう19日まで 彩の国ビジネスアリーナ 人手不足補う省力化機器の体験コーナーに多くの来場者
2025/11/19/09:49
中小企業の受注拡大や販路開拓を目指す国内最大級の展示商談会「彩の国ビジネスアリーナ」(県、県産業振興公社など主催)が18日、さいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで始まった。19日まで。
同展には県内外475の企業・団体がブース(6社はオンラインのみ)を構え、自慢の製品やサービスをアピール。産業用機械の部品製造業など最新の加工技術や資源回収・再製品化を促すサーキュラーエコノミー(循環経済)、生成AI(人工知能)で生産性向上に寄与するDX(デジタルトランスフォーメーション)技術の紹介コーナーなどが設けられ、特に慢性的な人手不足を補う省力化機器の体験コーナーには多くの来場者が足を止めていた。
鴻巣市内に工場を持つ花岡車輛(東京都江東区)は、倉庫作業の省力化を進める台車用二輪スクーターの試乗体験を実施。同社の増田恒さんは「台車は最大積載200キロで女性でも安全に運転できる」とPR。6月に発売されたばかりだが、大型物流倉庫などの作業用にこれまで累計100台以上を販売したという。
会場には所沢商工会議所(所沢市)や加須市商工会など県内各経済団体の会員らが合同で参加するほか、ものづくりのまちとして知られる新潟県燕三条地域や福島県会津地域の企業なども首都圏とのつながりを求めて商談を重ねていた。同展示会は入場無料。時間は午前10時~午後5時まで。










