埼玉新聞

 

5年生存率、膵臓がん10% 90年代比で一部の部位低下も

  •  がん種ごとの5年生存率の変化

     がん種ごとの5年生存率の変化

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 国立がん研究センターは19日付で「地域がん登録」を基にした2012~15年にがんと診断された人が5年後に生きている割合「5年生存率」を公表した。15~99歳では前立腺、甲状腺、皮膚が90%以上と高い一方、膵臓は10・5%と低い。1993~96年に診断された人と比較すると、多くのがん種で向上したが、ぼうこうや子宮頸部は低下した。担当者は「低下の明確な要因は不明で、今後調べる必要がある」と話している。

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