ホームセンター大手のカインズ（本庄市）は12月11日、吉川市のJR武蔵野線吉川美南駅東口前に「カインズ吉川美南店」を開店する。同店はネット時代におけるリアル店舗の在り方を象徴する“第3創業期”の次世代型店舗。1978年の第1創業期、オリジナル商品の開発にかじを切った2007年のSPA宣言などの第2創業期を経て、IT技術を活用した小売業宣言（18年）や店舗がハブとなり地域のさまざまなステークホルダーとつながる「くみまち構想」（21年）など、これまで培ってきた施策を結集した空間造りが特徴。

　「発見と体験にあふれた、くらしの庭へ」を店舗コンセプトに、広場や新たな発見があふれる売り場、買い物を快適にするデジタルサービスなどが充実。カインズ最大のスマートドッグランや喫茶店「カフェブリッコ」も設置する。

　売り場面積は約1万2300平方メートル、駐車場は606台分。営業時間は午前10時～午後8時。