ひどい元店長、計1858万円を着服…客19人から受け取った車の販売代金 “未収金”と本社に報告、横領の疑い 過去の着服分を埋め合わせ、被害7300万円か 本社が確認した未収金は1億円超、今は無職となった46歳
2025/11/18/09:39
勤務していた中古車販売店の売上金を着服したとして、埼玉県警上尾署は17日、業務上横領の疑いで、元店長の無職男(46)=上尾市小泉9丁目=を逮捕した。
逮捕容疑は2023年12月~24年6月ごろ、店長を務めていたオートセレクション大宮・栗橋バイパス店で、顧客19人から受領した自動車の販売代金計1858万円を着服し、横領した疑い。
同署によると、「販売代金を横領したことは間違いない」と容疑を認めている。被害額は約7300万円に上り、遊興費や過去の着服の補填(ほてん)に充てていたとみられる。男は顧客から販売代金を現金で受け取った際、偽の領収書を使用して控えを破棄し、本社には未収金として報告していた。24年6月に本社の経理担当者が台帳を確認し、未収金が1億円を超えることが発覚。社内調査で男が横領を認めたため、同署に相談があったという。










