埼玉新聞

 

漫才に大歓声 ハライチが地元でライブ 埼玉・上尾で「産業祭」 上尾名物「串ぎょうざ」の店舗も

  • 地元上尾で漫才を披露した芸人のハライチ=8日、上尾市向山4丁目の市民体育館

    地元上尾で漫才を披露した芸人のハライチ=8日、上尾市向山4丁目の市民体育館

  • 地元上尾で漫才を披露した芸人のハライチ=8日、上尾市向山4丁目の市民体育館

 上尾市の上尾市民体育館周辺で8、9日、「第50回あげお産業祭」が行われた。地元の名物などを扱った出店が多く並んだほか、「キラリ☆あげおPR大使」の芸人のハライチが登場し、多くの上尾市民が駆け付けた。

 上尾市原市出身のハライチは8日の開会前に登場し、大歓声の中迎えられた。岩井勇気さんのボケに、澤部佑さんが突っ込まずに話を進めていく「ノリボケ漫才」で会場を沸かせた。

 約20分間漫才を披露しつつ、上尾で過ごした青春時代を振り返り、地元の話に花を咲かせた。岩井さんは幼少期に訪れた上尾運動公園のさいたま水上公園が3年前に閉園したことに寂しさを感じていた。澤部さんは小中学生のころバスケットボールをしており、会場となった上尾市民体育館で試合をする機会が多かったことを懐かしんでいた。澤部さんは「地元の話はこういう場でしかできない」と笑顔で話していた。

 会場では上尾名物「串ぎょうざ」の店舗が20店並び、長蛇の列ができていた。ほかにも野菜や果物を売る「アグリフェスタコーナー」、高所作業車の乗車体験などができる「あげお工業フェア」なども子ども連れでにぎわっていた。

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