埼玉新聞

 

まるでラーメン専門店…セブンイレブンで本格的な味を気軽に 新商品「お店で仕上げた できたて麺」 埼玉の一部店舗、全国に先駆け取り扱いを開始 効果を測定、エリア拡大を検討

  • 専用マシンの使用イメージ(C)SoftBank Robotics

    専用マシンの使用イメージ(C)SoftBank Robotics

  • 専用マシンの使用イメージ(C)SoftBank Robotics

 セブン-イレブン・ジャパン(東京都千代田区)は、まるでラーメン専門店と同じ本格的な味をコンビニでも気軽に味わえる新商品「お店で仕上げた できたて麺」を全国に先駆け、埼玉県内の一部店舗で取り扱いを開始した。

 同社はひきたてのコーヒーや焼きたてパンを提供する「セブンカフェ」を展開しており、同シリーズの新施策としてラーメンを発売。ソフトバンクロボティクス(同港区)の専用マシンに商品をセットしボタンを押すだけで、約2分後にできたての味が完成する。

 独自技術の蒸式調理ロボット「STEAMA(スチーマ)」の高圧・高温水蒸気で一気に商品を解凍し、90度以上の熱々のスープとコシのある本格麺に仕上がる。具材のチャーシューもしっとり食感だ。価格は630円(税別)で、味はみそ、しょう油、豚骨しょうゆの3種類。ほかにも、肉うどん(560円)や台湾まぜそば(593円)がある。

 冷凍のため長期保存でき、廃棄ロス削減にも期待。また、セルフ調理で人件費も削減できる。同社では当面、県内約40店舗に試験導入(23店舗で導入済み)し、効果を測定。エリア拡大を検討する。

ツイート シェア シェア