埼玉新聞

 

【動画】圏央道で事故…男性2人が死亡、渋滞中に大型トラックが衝突 5台が次々に玉突き ICから1キロの地点、追い越し車線を走行してきたトラック…運転手の男逮捕、違反の疑い 死亡の2人は同じ車に乗っていた会社員

  • 【ちなみ】パトカー3=事件事故イメージ

    埼玉県警

  • 入間IC―狭山日高ICの周辺(国土地理院HPより)

    入間IC―狭山日高ICの周辺(国土地理院HPより)

  • 【ちなみ】パトカー3=事件事故イメージ
  • 入間IC―狭山日高ICの周辺(国土地理院HPより)

 13日午前5時40分ごろ、入間市小谷田3丁目の圏央道外回り線で、大型トラックが前方乗用車に追突し、計5台が絡む玉突き事故が発生した。軽貨物車を運転していたいずれも所沢市の男性会社員(47)と同乗者の男性会社員(56)が死亡した。そのほかに男性3人が骨折などの重軽傷を負い、救急搬送された。命に別条はない。

 県警は大型トラックを運転していた上尾市原市、自称トラック運転手の男(52)を自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで現行犯逮捕した。男は「事故を起こしたことは間違いない」と容疑を認めているという。県警は今後、同法違反(過失致死傷)に切り替えて捜査する。

 救急搬送されたのは東京都あきる野市の自営業の男性(41)、神奈川県座間市の男性会社役員(54)、神奈川県平塚市の男性会社員(28)の3人。

 県警高速隊によると、現場は片側2車線の圏央道外回り線入間インターチェンジ(IC)から約1キロの地点で、狭山日高ICとの間。

 男は追い越し車線を運転中、前方の乗用車に追突。その弾みで、さらに前方の軽貨物車など3台に玉突き衝突した。現場の道路は当時、渋滞が発生していたという。県警が事故原因や経緯を詳しく捜査している。

 事故の影響で、同隊は圏央道外回り線入間IC―狭山日高IC間を午後3時まで通行止めにした。

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