埼玉新聞

 

マウス脳8割に1日リズム 睡眠、覚醒時解析へ期待

  •  活動のピークとなる時間帯を色分けしたマウスの脳の断面図(上田泰己東大教授提供)

     活動のピークとなる時間帯を色分けしたマウスの脳の断面図(上田泰己東大教授提供)

  •  活動のピークとなる時間帯を色分けしたマウスの脳の断面図(上田泰己東大教授提供)

 東京大や久留米大の研究チームは、マウスの脳全体の活動を可視化して観察し、約8割の領域で24時間周期の活動リズムを確認したと、13日付米科学誌サイエンスに発表した。睡眠や覚醒時の脳の働きや、脳に作用する薬の効き方をマウスで解析するのに役立つと期待している。

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