「県民の日」の14日、埼玉県は「県庁オープンデー」としてさいたま市浦和区の県庁を開放し、イベントを開催する。当日は県内外の公営施設や協賛する民間レジャー施設などで、入園・入場・入館料の無料サービスや割引を受けられるほか、各鉄道では記念フリー乗車券が販売される。

　中庭の特設ステージでは、県警音楽隊オープニングステージや、さいたま市岩槻区出身でダンスボーカルユニット「TRF」ダンサー・SAMさんの埼玉応援団任命式を行うほか、来年11月に埼玉県で初開催する「ねんりんピック彩の国さいたま2026」ステージイベントでは、埼玉応援団に加わったSAMさんが大会オリジナルダンスをレクチャーする。

　県産食材を味わうグルメブースや、県産農産物の販売、コメの新品種「えみほころ」の紹介や狭山茶の販売・抹茶体験、県内トップチームのスポーツ体験コーナーなど、出展総数は過去最大の252ブース（県庁各課239ブース、企業団体13ブース）。

　大野元裕知事は10月28日の会見で「埼玉の素晴らしさを再発見していただける日になるとうれしい」と述べた。