埼玉新聞

 

父と息子死亡…エンジンがかかった車で 朝の路上に停車 父は助手席、息子は後部座席で発見 争った形跡なく、上半身から出血していた2人 近隣住民「手に血が付いている」

  • 【ちなみ】パトカー6=事件事故イメージ

    埼玉県警

  • 【地図】八潮市

    路上の車内に親子2人の遺体=八潮市

  • 【ちなみ】パトカー6=事件事故イメージ
  • 【地図】八潮市

 10日午前9時50分ごろ、八潮市大曽根の路上で、近隣住民の女性が「車内に男性2人が乗っていて動いていない。手に血が付いている」と110番した。駆け付けた草加署員が車内で、男性2人が死亡しているのを発見した。死亡していたのは、いずれも東京都足立区の無職の父親(80)と息子(49)と判明した。

 同署によると、車は県外ナンバーの乗用車で施錠はされておらず、エンジンがかかったままだった。父親は助手席、息子は後部座席で発見された。2人は上半身から出血していたものの、着衣の乱れや争った形跡はなかった。車内からはバッグや車の鍵、刃物のようなものが1本見つかったという。

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