埼玉新聞

 

【独自】ロシア、闇の軍需物資網構築 「砲弾、北朝鮮製7割」と分析

  •  ロシアがウクライナ首都キーウ攻撃で使った無人機「シャヘド」の残骸=2023年5月(ゲッティ=共同)

     ロシアがウクライナ首都キーウ攻撃で使った無人機「シャヘド」の残骸=2023年5月(ゲッティ=共同)

  •  ロシアがウクライナ首都キーウ攻撃で使った無人機「シャヘド」の残骸=2023年5月(ゲッティ=共同)

 ウクライナ侵攻を続けるロシアが、中国や北朝鮮、イランとの間で構築した軍需物資の調達網の全容が10日、共同通信が入手したウクライナ国防当局の機密文書で分かった。ロシアが軍事技術供与の見返りに戦争継続に必要な北朝鮮製砲弾や、兵器製造に使う日米欧製電子部品を中国経由で獲得する「闇のネットワーク」をつくり、経済制裁で物流遮断を狙う欧米に対抗。文書作成に携わった国防省当局者は「ロシアが現在使用する砲弾の約7割は北朝鮮製」と分析した。

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