埼玉新聞

 

花手水や忍城の歴史などモチーフ 行田の観光スポットでプロジェクションマッピング 観光客の誘致へイベント展開

  • 市内の観光スポット3カ所で行われたプロジェクションマッピング=1日、行田市向町のイサミコーポレーションスクール工場

    市内の観光スポット3カ所で行われたプロジェクションマッピング=1日、行田市向町のイサミコーポレーションスクール工場

  • 市内の観光スポット3カ所で行われたプロジェクションマッピング=1日、行田市向町のイサミコーポレーションスクール工場

 行田市と行田おもてなし観光局は1日、市内観光スポットでプロジェクションマッピングを行った。地域の伝統産業である足袋を製造するイサミコーポレーションスクール工場と忍城御三階櫓(やぐら)、旧忍町信用組合店舗を改装した「ヴェールカフェ」で実施。花手水(はなちょうず)や忍城の歴史などをモチーフにしたアニメーションを、夜の建物に投影した。

 10月にスタートした「行田花手水タウン特別企画2025」の一環として開催。日本遺産に認定されている市内構成資産へ観光客を誘致し、町並みを巡ってもらうため、12月28日まで、さまざまなイベントを展開している。

 主要な企画は、10~12月までの3カ月間に集中。2日目となった1日は、忍城址で雲海による演出や忍城おもてなし甲冑(かっちゅう)隊が出演した花演武、ヴェールカフェ前での足湯などが催された。プロジェクションマッピングは、12月6日にも予定している。

 問い合わせは、市商工観光課(電話048・580・3012)へ。

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