勤務していたグループホームで、知的障害を持つ女性にわいせつな行為をしたとして、県警捜査1課と朝霞、春日部署は5日、不同意わいせつ致傷の疑いで、さいたま市見沼区南中野、元施設職員の無職の男（48）を再逮捕した。逮捕は3回目。

　再逮捕容疑は6月12日午前6時55分ごろから同9時50分ごろまでの間、朝霞市内のグループホーム個室内で、県内の20代女性の体を触るなどのわいせつ行為をし、擦過傷のけがを負わせた疑い。「女の子の体に触っていません。けがも一切知りません」と容疑を否認しているという。

　県警はこれまでに、同様の手口などで知的障害を持つ女性に対してわいせつな行為をしたなどとして、逮捕、再逮捕していた。同課によると、男は昨年12月から今年6月末まで同施設に勤務しており、犯行時は勤務中だった。被害女性は被害前日から短期で入所しており、男が担当していた。