期間限定、秋深まる時期のいち推し…パイ生地サクサク“和栗のモンブラン”、リンゴを4時間煮詰めた“タルトタタン” 上尾のベリーブーケ 添加物を使わない体にやさしいお菓子
2025/11/05/09:41
花に囲まれて季節のケーキをゆっくりと楽しみたい。そんなお客さんが訪れるのは火曜と水曜の週2日だけ開店するカフェ「ベリーブーケ(berry bouquet)」。伊奈町に向かう県道の六道交差点近くにある花店併設のカフェだ。明るい光が差し込む店内とデッキには、季節の生花やアレンジのドライフラワーがあふれる。アンティークな雰囲気も人気で、成人式や七五三、ウエディングなどのフォトスタジオにもなっている。
オーナーの赤川真理さん(49)は2000年から、夫の英司さん(55)と共に花店を経営。ショッピングモール内に店舗を開いていたが、17年に念願の路面店を開業した。「お花と一緒に五感で楽しんでもらえるお店にしたい」という真理さんの夢をかなえたカフェもつくった。
こだわりは、英司さんが手作りする添加物を使わない体にやさしいお菓子。秋深まるこの時期は、和栗を一つ一つ丁寧にむいて生クリームと砂糖だけで作る「和栗のモンブラン」(770円)とリンゴの「紅玉」を4時間煮詰めた「タルトタタン」(同)がいち推し。紅玉の酸味が特徴で一つのケーキにリンゴ1個以上が使われている。注文後に完成させるため、パイ生地はサクサクだ。「和栗のモンブラン」は11月中、「タルトタタン」は12月末までの期間限定。飲み物とセットで注文すると、小さなお花がプレゼントされるのもうれしい。
【メモ】ベリーブーケ (berry bouquet)上尾市須ケ谷の1の97の1(電話048・877・7040)。営業日は火、水曜。時間は午前11時半~午後5時。ニューシャトル羽貫駅から徒歩約10分。駐車場8台。










