男性死亡…傷害致死の疑いで男2人を逮捕 薬物事件の関係で逮捕された男性 取り調べ中に体調不良を訴え搬送も死亡 腕や腹部にあざ、防カメの映像などから犯行を特定
2025/11/05/09:07
草加市内の飲食店などで、男性に暴行を加えて死亡させたとして、県警組織犯罪対策(組対)1課と草加署は4日、傷害致死の疑いで、指定暴力団住吉会傘下組織幹部の住所不詳、無職の男(42)と草加市同市青柳5丁目、同組織代表者の無職の男(53)を逮捕した。
逮捕容疑は共謀の上、10月31日午後11時15分ごろから同11時半ごろの間、草加市青柳7丁目の飲食店と同店の駐車場で、同市青柳8丁目、無職男性=当時(42)=の腹部を踏みつけ、背中を足蹴りするなどの暴行を加え、腹部内の内臓出血や肋骨(ろっこつ)骨折などの傷害を負わせ死亡させた疑い。県警は共犯事件のため認否を明らかにしていない。
同課によると、同日午後11時35分ごろ、男性に関する薬物事件について草加署に通報があった。現場の飲食店に警察官が駆け付け、11月1日午前0時10分ごろ、男性を薬物事件の関係で現行犯逮捕。草加署で取り調べ中、男性が体調不良を訴え、救急搬送された。腕や腹部にあざがあり、搬送時に意識はあったが、1日午前10時50分ごろ、搬送先の病院で死亡が確認された。県警は防犯カメラの捜査などから犯行を特定。4日午後、容疑者2人が草加署に出頭した。
県警は薬物事件の内容を明らかにしていない。男性は暴力団関係者ではないとみられ、県警は容疑者と男性の関係や動機を調べる。










