埼玉新聞

 

進む制御性T細胞の研究 新たな治療法開発へ期待

  •  制御性T細胞の研究を応用したがん治療のイメージ

     制御性T細胞の研究を応用したがん治療のイメージ

  •  制御性T細胞の研究を応用したがん治療のイメージ

 がんの治療は手術や放射線治療、薬物療法などを選び、必要なら組み合わせて患者の状態に合わせることが可能になってきた。薬物療法では近年、免疫の力を利用してがんを攻撃する免疫療法が注目されている。坂口志文さんは「制御性T細胞」の研究を進めて応用すれば、将来的には既存の免疫療法を含めがん患者の60%ほどを治療できるようになると見込む。

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