埼玉新聞

 

スーダン西部都市で飢饉 準軍事組織包囲、拡大恐れ

  •  スーダン西部ダルフール地方の主要都市ファシェルから避難民キャンプに逃れた人々。食料を受け取るために集まった=2日(AP=共同)

     スーダン西部ダルフール地方の主要都市ファシェルから避難民キャンプに逃れた人々。食料を受け取るために集まった=2日(AP=共同)

  •  スーダン西部ダルフール地方の主要都市ファシェルから避難民キャンプに逃れた人々。食料を受け取るために集まった=2日(AP=共同)

 【カイロ共同】複数の国連機関や人道支援団体などの連合体「IPC」は3日、内戦中のアフリカ・スーダン西部ダルフール地方の主要都市ファシェルと南部の都市カドグリで飢饉発生を確認したと発表した。いずれも国軍と対立する準軍事組織、即応支援部隊(RSF)が包囲したことで物資搬入が滞り食料不足が深刻化した。IPCは飢饉が他の地域にも広がる恐れがあると指摘した。

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