鏡面にベンガラを確認、研磨剤か 奈良・富雄丸山古墳で出土
2025/10/31/19:20
奈良市教育委員会は31日、国内最大の円墳・富雄丸山古墳(4世紀後半、直径約109メートル)から出土し、中国製とされる斜縁神獣鏡の破片を分析した結果、鏡面を磨いた跡に赤色顔料のベンガラ(酸化鉄)を確認したと明らかにした。ベンガラは粒子が細かく、鋳造後の粗磨きで研磨剤として使われたとみられる。











