埼玉新聞

 

ベルク人気、低価格を実現し営業収益アップ プライベートブランド強化、“ベルクペイ”導入店の拡大も奏功 価格高騰で純利益0・4%減 既存店の売上は増、新規出店も計画通り

  • 【企業】ベルク=看板、ロゴ

    食品スーパーのベルク

  • 【企業】ベルク=看板、ロゴ

 食品スーパーのベルク(鶴ケ島市)が発表した2025年3~8月期連結決算は、営業収益が前年同期比11・3%増の2110億1100万円。一方、仕入れ価格の高騰や競争力維持に向けた価格強化策の影響で純利益は0・4%減の61億4400万円にとどまった。営業利益は1・7%減の88億8400万円、経常利益は2・4%減の90億1900万円だった。

 独自の電子マネー機能付きポイントカード「ベルクペイ」の導入店舗拡大や自社PB(プライベートブランド)の開発強化、競合と比べて相対的な低価格を実現したことで単体の既存店売上は6・6%増。茨城、千葉、群馬への新規出店(4店)も計画通りだった。

 26年2月期の連結業績予想は据え置いた。
 

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