上尾で“オーロラ”イベント…神秘的で感動 地球と宇宙を後世につなぐ究極の自然、300人の来場者を魅了 太陽の黒点数がピーク、磁気嵐でダイナミックに「あり得ない景色、動きを疑似体験して」
2025/10/30/14:04
札幌市在住のオーロラ映像作家・中垣哲也さんがカナダやニュージーランドで撮影してきたオーロラの画像を紹介する「中垣哲也オーロラ映像&トークライブ『太陽絶好調!オーロラ華麗』~オーロラが語りかけるすてきなメッセージ2025~」が10月19日、上尾市二ツ宮のあげお富士住建ホール(上尾市文化センター)で行われ、約300人がオーロラの美しさや自然の偉大さに魅せられた。
中垣さんは病院勤務の傍ら、趣味で星景色の撮影を続けていたが、2001年にニュージーランドで見た真っ赤なオーロラとの出合いをきっかけに、その翌年から北米(アラスカ、カナダなど)で撮影活動を開始。07年に転身し“オーロラメッセンジャー”として、毎年オーロラを撮り続け全国で公演している。
上尾は昨年に続き2回目。参加者は「神秘的で感動した」「世界にこんなきれいなものがあることを知った」「実際のオーロラを見てみたい」などと感想を話していた。
中垣さんは「リアルタイムで変わるオーロラは究極の自然。地上からたった数キロしか離れていない所に存在し、地球と宇宙を後世につないでいる」と話した。
「ここ数年太陽の黒点数がピークとなり、磁気嵐により空一面をピンク色に染めるダイナミックなオーロラが撮れた。映像であり得ない景色、動きを疑似体験してもらえたら」と、オーロラの画像に合わせて、極北の自然や野生動物との出合いなど、取材活動や撮影先でのエピソードも紹介した。










