埼玉新聞

 

「夢を与える立場になった」 巨人から6位指名、浦和学院高の藤井内野手 プロ野球ドラフト指名あいさつ

  • 巨人の大場スカウト(左)からドラフト6位指名のあいさつを受ける浦和学院の藤井健翔内野手=29日、さいたま市緑区

    巨人の大場スカウト(左)からドラフト6位指名のあいさつを受ける浦和学院の藤井健翔内野手=29日、さいたま市緑区

  • 巨人の大場スカウト(左)からドラフト6位指名のあいさつを受ける浦和学院の藤井健翔内野手=29日、さいたま市緑区

 巨人から6位指名された浦和学院の藤井健翔内野手は、さいたま市緑区の同校で織田淳哉アマチュアスカウトチーフ、大場豊千スカウトからあいさつを受けた。阿部慎之助監督のサインが入ったドラフト会議のパスを受け取った藤井は「プロ野球から夢をもらっていたが、夢を与える立場になった」と表情を引き締めた。

 ドラフト会議から6日がたったが「まだ自分が東京ドームでプレーするのが想像できない」と苦笑い。指名を受けた後の練習ではいっそう力が入り、「ほっとしたのと練習とで疲れた1週間だった」と胸中を明かした。

 大場スカウトは「岡本和真のような選手になってもらいたい」と大リーグ挑戦を表明している主砲の名前を挙げ、新戦力に期待をかけた。同じ右投げ右打ちの三塁手の藤井は「日本を代表するスラッガーになる」と堂々と宣言した。

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