丸広百貨店などで販売を予定…清和学園高生がレシピ考案、越生特産の梅とユズ使ったチョコ 審査会を実施、外部の学校関係者や百貨店のバイヤーらが試食 3作品を商品化へ
2025/10/29/14:05
越生町の通信制高校清和学園高校は、同校の調理科2年生が地元特産の梅とユズを使ったレシピを考案し、商品化を目指す「清和チョコレートプロジェクト」の審査会を実施し、商品化する3作品を決めた。
同プロジェクトは、専門学校と産業界が地域産業の持続可能な人材育成システムを構築する「マイスター・ハイスクール」(文部科学省)の一環。3回目となる本年度の審査会には、外部の学校関係者や百貨店のバイヤーのほか、越生町の新井康之町長など15人が、生徒のプレゼンレーションに耳を傾むけながら、チョコレートの試食を行い、審査に当たった。
「プロジェクトを通して、生徒はものを作ることの大切さや喜びを感じることができる。経験を通じて生徒の成長を促すとともに、この取り組みが町の話題になればうれしい」と一川高一校長。初年度から生徒の指導を行う山手調理製菓専門学校の小笠原康夫副校長は、「今回使わせてもらった、ゆずジャムやうめジャム、蜂蜜など素材をまずくするもうまくするもわれわれの力であることを覚えておいてほしい」と生徒に激励の言葉を送った。
今回選ばれた3作品は、最終仕上げなどの工程を経て650箱を製造し、2月に丸広百貨店川越店などでの販売が予定されている。










