埼玉新聞

 

高橋ひかるさんと真剣勝負…大宮盆栽美術館で“大宮盆栽村かるた大会” 学校で「マイ盆栽」育てる児童ら、大宮盆栽村100周年アンバサダーと交流

  • 大宮盆栽村100周年アンバサダーの高橋ひかるさん(左から2人目)と交流する児童たち

    大宮盆栽村100周年アンバサダーの高橋ひかるさん(左から2人目)と交流する児童たち=19日、さいたま市北区の大宮盆栽美術館

  • 大宮盆栽村100周年アンバサダーの高橋ひかるさん(左から2人目)と交流する児童たち

 大宮盆栽村100周年アンバサダーの高橋ひかるさんと子どもたちが交流する「大宮盆栽村かるた大会」が19日、大宮盆栽美術館で開かれた。校内で「マイ盆栽」を育てるさいたま市立植竹小学校の児童20人が参加し、真剣勝負を繰り広げた。

 かるたを囲み、絵札を見つめる児童たち。「芙蓉園 四季折々の 別世界」。司会が札を読み始めると、すばやく手を伸ばす。「速い!」「さすが」。会場内に歓声が響いた。

 今回は20枚の札が読み上げられ、高橋さんも各グループに混ざって楽しんだ。盆栽の手入れをする「盆栽委員」の委員長、高橋奏仁さん(12)は7枚の札を獲得。「11枚取った子がいた」と悔しがりつつ、「盆栽の知識が深まった。高橋さんとも交流できて楽しかった」と振り返った。

 「皆さんより長く生きているので、しっかり勝ちたい!」。開始前にこう意気込んだ高橋さんだが、手にした札は2枚で「みんなの瞬発力がすごかった」と一言。「盆栽村の成り立ちや各園の魅力も学べる。どんな札があるのか、もっと知りたいと思えるかるただった。友達と一緒にやりたい」と笑顔を見せた。

ツイート シェア シェア