埼玉新聞

 

ショック…女性会社員、2600万円を失う 「VIP…」とメッセージが届き送金、さらに“証券会社”の男女に1900万円を手渡す その後ネット検索で詐欺だと気付いた59歳 男は白髪交じりの60~70代、女は東南アジア系

  • 【ちなみ】パトカー1=事件事故イメージ

    埼玉県警

  • 【地図】北本市

    女性だまされ2600万円被害=北本市

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 埼玉県警鴻巣署は27日、北本市の会社員女性(59)が詐欺で現金計2600万円をだまし取られたと発表した。

 署によると、女性は7月15日から約2カ月間、交流サイト(SNS)を通じて知り合った投資家を装う者らから、SNSを通じて「ハイグレード取引口座には普通口座とVIP口座がある」「同じ資金でもっと効率的に運用でき、利益もさらに大きくなる」「現金はスタッフが直接受け取り、金額を確認後、口座に反映させる」などとメッセージがあった。信じた女性は9月8~18日、3回にわたり自宅からインターネットバンキングを使用して指定された口座に計700万円を送金。さらに同23~26日、2回にわたり自宅近くに現れた証券会社社員を名乗る男女2人に計1900万円を手渡した。その後、証券会社をインターネットで検索したところ実在せず、だまされたことに気付いた。現金を手渡したのは60~70代の白髪交じりの男、20~30代の東南アジア系の女で、いずれも黒いスーツ姿だった。

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