埼玉新聞

 

埼玉に新しいスタジアム誕生へ ラグビー専用、完成は26年11月を予定 ラグビーリーグワン3部の狭山セコムラガッツ 「熱い戦いを間近で」

  • 新スタジアムの完成予想図(狭山セコムラガッツ提供)

    新スタジアムの完成予想図(狭山セコムラガッツ提供)

  • 新スタジアムの完成予想図(狭山セコムラガッツ提供)

 狭山市に活動拠点を置く、ラグビーリーグワン3部の狭山セコムラガッツは22日、同市柏原富士塚308の1にラグビー専用スタジアムを建設すると発表した。同地はチームの練習グラウンドとして使用されていた。

 スタジアムの名称は「セコムラグビースタジアム(仮称)」。4階建て2500席(メインスタンド2千席、バックスタンド500席)。着工は11月1日、落成は2026年11月30日を予定している。

 狭山は24~25シーズンからリーグワン3部に参入。1985年にセコムのラグビー部として創設され、今年創部40年を迎えた。チーム名の「ラガッツ」は、ラグビーそのものを意味する「rugger(ラガー)」と、やる気を意味する「guts(ガッツ)」を組み合わせた造語。「セコムらしく、闘志あふれる集団たれ」という思いが込められている。

 狭山の山中善紀部長はクラブを通じ「新スタジアムは、ピッチと観客席の距離が近く、ラグビーの迫力を存分に感じていただける設計としております。完成したあかつきには、ぜひ新スタジアムに足をお運びいただき、熱い戦いを間近でお楽しみください」とコメントした。

 31日には、小谷野剛狭山市長らが参列予定の地鎮祭が行われる。リーグワン3部は12月13日に開幕し、狭山は初戦で昨季3部優勝のマツダスカイアクティブズ広島戦(栃木・足利市総合運動公園陸上競技場)を迎える。

ツイート シェア シェア