埼玉新聞

 

発がん性…PFASを検出 所沢で初の指針値超 今月落成、最終処分場の地下水から 発生源や原因は不明 今後は新座、三芳を含む半径500メートル内の井戸を調査 市、周辺の井戸水を飲まないよう呼びかけ

  • 【地図】所沢市

    指針値超のPFAS 処分場の地下水から検出された所沢市の位置

  • 【地図】所沢市

 所沢市は24日、今月落成した同市南永井の廃棄物最終処分場の地下水から、発がん性の疑われる有機フッ素化合物(PFAS)が、国の指針値を超える数値が検出されたと発表した。PFASの代表物質のPFOSとPFOAの合算値が1リットル当たり50ナノグラム(ナノは10億分の1)の指針値に対し、3カ所で92~160ナノグラムを検出。発生源や原因は不明で、市で調査を進める。

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