埼玉新聞

 

空手の全国大会で2連覇 さいたま市の小2・中東さん 市長を表敬 「努力を続けられる強くて優しい選手に」と決意

  • カラテドリームフェスティバル2025全国大会で優勝した中東俐緒さん(左)と清水勇人市長=14日、さいたま市役所

    カラテドリームフェスティバル2025全国大会で優勝した中東俐緒さん(左)と清水勇人市長=14日、さいたま市役所

  • カラテドリームフェスティバル2025全国大会で優勝した中東俐緒さん(左)と清水勇人市長=14日、さいたま市役所

 7月に東京都内で開催された「カラテドリームフェスティバル2025全国大会(型 小学2年生女子の部)」で優勝した中東俐緒(りお)さん(7)=新極真会埼玉武蔵支部所属=が14日、さいたま市の清水勇人市長を表敬訪問した。中東さんは昨年に続く2連覇に喜びつつ、「今まで以上に周りの人に感謝の気持ちを持って、努力を続けられる強くて優しい選手になりたい」と決意を新たにした。

 空手をしていた兄や姉の影響で、3歳ごろから道場に行くようになった中東さん。デビュー戦では緊張から途中で動けなくなるなど悔しさも味わったが、その経験をばねに練習に励んだ。現在は道場に週4日通い、それ以外の日は自宅で技を磨く。師範代の長谷川真美さん(32)は、中東さんの強さについて「試合に負けても勝っても、その後の練習での集中力が変わらない。指摘されたらその場で修正するので、次の段階に行くのが早い」と語る。

 この日は清水市長の前で技も披露した中東さん。「3連覇目指して頑張ってください」とエールを送られると、力強い表情で応じていた。

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