（秋季関東大会　26日・山梨県山日YBS）

　最終日は決勝を行い、県大会覇者の花咲徳栄は山梨学院（1位）に5―14で敗れて準優勝。初優勝はならなかった。

　花咲徳栄は1年生右腕石田が先発した。2回0／3を3失点と踏ん張れずに流れを渡すと、2番手古賀、3番手石川も強力な相手打線に打ち込まれ、計16安打を許した。打線は1―8の七回、無死一塁で市村が右越え2ランを放つなど、終盤に意地を見せたが及ばなかった。

　準優勝の花咲徳栄は来春の第98回選抜高校野球大会（来年3月19日から13日間）の出場が有力視される。

▽決勝
花咲徳栄
000010202｜5
21004160x｜14
山梨学院

■戦評…花咲徳栄は攻守に精彩を欠き、山梨学院に5―14で敗れた。花咲徳栄は先発の1年生石田が2回0／3で3失点。古賀、石川と継投したが、計16安打を許し、相手打線の勢いを止められなかった。打線は0―3の五回に古賀、市村の連打などで1点を返した。七回に市村の右越え2ラン、九回に代打井門の適時三塁打などで反撃したが、大量失点を覆せなかった。