<高校野球>花咲徳栄、栃木・佐野日大に7―4 13年ぶり決勝進出、初優勝懸け山梨学院と対戦
2025/10/26/07:15
(25日・山梨県山日YBS)
第5日は準決勝2試合を行い、県大会を制した花咲徳栄が佐野日大(栃木1位)に7―4で勝利した。花咲徳栄は13年ぶり3度目の決勝進出を果たした。
花咲徳栄は三回、1死二、三塁で笹崎が中前適時打を放ち先制した。五回に鈴木の適時二塁打、八回に敵失でそれぞれ1点を追加すると、4―4の九回、2死から笹崎の適時三塁打など4連打が生まれて勝ち越した。投げてはエース黒川が9回149球の粘投で試合を締めた。
第6日は26日、山日YBSで決勝を行う予定(10時)。花咲徳栄は初優勝を懸け、山梨学院(1位)と対戦する。
▽準決勝
花咲徳栄
002010013|7
000020020|4
佐野日大(栃木)
■戦評
花咲徳栄は終盤に打線がつながり、佐野日大を7―4で下した。花咲徳栄は三回に笹崎が中前適時打を放ち、2点を先制。五回に鈴木の適時二塁打、八回に敵失でそれぞれ1点を追加した。4―4の九回、2死から鈴木が中前打で出塁すると、笹崎の中越え適時三塁打で勝ち越しに成功。なお2死三塁で佐伯が左越え2ランを放ち、3点のリードを築いた。
■記念の初本塁打、攻守で頼もしさ/4番・佐伯
花咲徳栄の4番佐伯が記念すべき高校初本塁打を左翼席に運んだ。5―4の九回、2死三塁で5球目の落ちる変化球を捉えると、悠々とダイヤモンドを一周した。「4番として一本がなかったのでうれしい」と喜んだ。
守備では扇の要としてエース黒川をリードした。序盤から1点を争う接戦となったが、第1~第4打席で凡退が続いた。「前の打席まで何も貢献できていなかった。なんとしても黒川を援護したかった」と攻守で頼もしさが増している。










