埼玉新聞

 

SUV消える…知らぬ間に185台どこへ 暴力団組員が盗んだ疑い 1億円超の被害、捜査を終結 電子機器で開錠されたアルファード、レクサス、プリウス、ランクル…転売か

  • 【地図】埼玉県(周辺アリ・広域)縦横4対3(直し)

    自動車盗、被害1億円超 容疑で暴力団男を追送検=埼玉など各県

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 埼玉県内外で自動車窃盗を繰り返したとして、県警捜査3課などの合同捜査班は23日、窃盗の疑いで、草加市松原1丁目、指定暴力団住吉会傘下組織組員で無職の男(24)=窃盗罪で公判中=をさいたま地検に追送検した。同課などはこれまでに自動車盗事件48件(被害総額約1億4100万円)を確認。うち39件(被害総額約1億1500万円)を追送検して捜査を終結した。

 追送検容疑は昨年2月27日ごろから11月4日ごろまでの間、埼玉など1都2県内の月決め駐車場などにおいて、乗用車など約185台を窃取した疑い。容疑を認めているという。

 県警はこれまでに、同様の犯行をしたとして男のほかにも同組員の3人を逮捕していた。電子機器を使用して開錠し、エンジンをかけて窃取。アルファード、レクサス、プリウス、ランドクルーザープラドといったSUVをはじめとする高級車が被害にあった。ヤードに持ち込み売却していたとみられる。
 

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