埼玉県教育委員会は23日、約2カ月の間、無断欠勤を続けたとして、春日部市立緑中学校の男性教諭（49）を懲戒免職処分にした。

　小中学校人事課によると、教諭は今年3月、県外で不祥事をはたらき不起訴処分となった。このことを受けて、県教委が聞き取りをしようとしたところ、これを拒否し欠勤。校長が7月1日に、聞き取りのために出勤を求める職務命令を出したものの、10月16日までの73日間、無断で欠勤を続けた。教諭は、反省の弁を述べていないという。

　このほか、昨年12月2日に乗用車を運転中、北本市石戸宿の交差点を横断していた女性をはね、加療約6カ月のけがを負わせた南部地区県立特別支援学校の男性教諭（36）を減給1カ月、2月に乗用車を運転中、交通事故を起こした鶴ケ島市立小学校の男性教諭（25）を戒告の懲戒処分とした。