埼玉新聞

 

<J1浦和>金子に4試合出場停止、罰金40万円 横浜M戦で審判に不適切行為 「自分自身の未熟さを痛感」 報酬の一部自主返納も

  • 浦和レッズの金子

    金子に4試合出場停止、罰金40万円

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 浦和は21日、リーグ第34節の横浜M戦において、審判員に対して不適切な行為を行った金子拓郎(小川町出身)に対し、Jリーグ規律委員会から4試合の出場停止および罰金40万円の裁定が下ったと発表した。

 日本サッカー協会の懲罰規定による「審判員に対する反スポーツ的行為」に相当すると判断された。また、田口誠代表の役員報酬10%を2カ月自主返納と、堀之内聖スポーツダイレクターの月次報酬10%を2カ月自主返納の処分も課された。金子本人からも報酬の一部について自主返納の申し出があり、クラブはこれを了承した。

 不適切行為は、横浜M戦の後半追加タイムに、自らがファウルを取られた直後、副審に詰め寄って右手で左肩付近を押し、レッドカードを提示され退場処分を受けていた。

 金子はクラブを通じ「スポーツマンシップの精神を欠く行為をしてしまったことは、プロサッカー選手として決して許されることではなく、自分自身の未熟さを痛感しています」とコメントした。金子は19日にチームから離脱していたが、22日から再合流する。

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