17日午前6時35分ごろ、上里町七本木の関越自動車道下り線で、乗用車と大型トラックが絡む事故が発生し、男性6人が救急搬送された。乗用車の男性5人のうち、20代ぐらいの男性と60代ぐらいの男性の2人が搬送先の病院で死亡が確認された。30代ぐらいの男性が頸椎（けいつい）などを骨折、20代ぐらいの男性が頭蓋骨を骨折する重傷だった。乗用車の東京都瑞穂町駒形富士山の男性会社員（52）とトラック運転手の男性（50）は軽傷だった。

　県警高速隊などによると、乗用車が何らかの原因で進行方向左側のガードロープに衝突し、後方から第1車線を走行していた大型トラックに衝突した。

　乗用車の5人は同じ建設関係の会社の同僚とみられ、仕事に向かう途中だったという。県警は乗用車を運転していた男性について、自動車運転処罰法違反（過失致死傷）の疑いも視野に、詳しい事故原因を調べている。

　午前7時10分ごろから、関越道下り本庄児玉インターチェンジ（IC）から藤岡ジャンクション（JCT）の間で通行止めを行い、午後4時ごろに規制が解除された。