埼玉県警岩槻署は15日、強盗致傷の疑いで、さいたま市岩槻区城町1丁目、モンゴル籍で技能実習生の男（28）を再逮捕した。

　再逮捕容疑は4日午後8時47～50分ごろ、岩槻区内のコンビニエンスストア敷地内にいた男性（45）＝同区＝につかみかかるなどした後、逃げた男性に路上で馬乗りになり顔面付近を殴るなどの暴行を加え、現金1904円などが入ったリュックサックなど（時価計6640円相当）を奪った疑い。男性は左上腕骨頸部（けいぶ）を骨折した。

　署によると、被害男性からの110番で駆け付けた警察官が現場から100メートル離れた路上で男を発見。胸ぐらを殴るなどしたことから公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕した。周辺の防犯カメラ映像の精査などから強盗致傷容疑も特定した。男は逮捕時に泥酔状態で「酔っぱらっていて、覚えていない」と容疑を否認しているという。