20代女性と性交、自宅で5時間以上…生活支援の男逮捕、同意がなかった疑い 女性は知的障害で意思表示が困難 施設勤務だった男、今は無職に 女性・母・男で買い物も…母が離れた瞬間、わいせつか「合意あった」
知的障害がある女性と同意のないまま性交したとして、埼玉県警捜査1課と朝霞、春日部署は15日、不同意性交等の疑いで、さいたま市見沼区南中野、元障害者施設職員の無職男(48)を再逮捕した。
再逮捕容疑は昨年10月5日午前8時半ごろから同日午後2時10分ごろの間、さいたま市見沼区東大宮6丁目、当時の自宅だったアパート居室内で、県内居住の無職20代女性と性交などをした疑い。「弁解は弁護士が来たら話します」と供述しているという。
男は犯行の数日前に、同じ女性に対してわいせつ行為をしたとして、これまでに逮捕されていた。捜査1課によると、昨年11月12日に春日部署に越谷市障がい者等基幹相談支援センターから「福祉サービスなどの支援を担当している女性から性的虐待の相談があった」と通報があり、被害女性への聞き取りなどから男が浮上した。
■車で女性にわいせつ疑い「合意があることを聞きました」(以下、初報記事)
昨年9月、知的障害を持つ女性に対して車両内でわいせつな行為をしたとして、県警捜査1課、朝霞署、春日部署の合同捜査班は9月25日、不同意わいせつの疑いで、さいたま市見沼区南中野、障害者施設職員の男(47)を逮捕した。
逮捕容疑は昨年9月30日午後5時15分ごろから同55分ごろまでの間、春日部市内などで駐車中の車両内で県内居住の無職20代女性に対し、体を触るなどのわいせつな行為をした疑い。県警は同意の意思を示すことが難しい女性に対し、犯行に及んだとみている。調べに対し「車の中で体を触るなどしたことは間違いないが、合意があることを聞きました」と容疑を否認している。
同課によると、昨年11月12日に春日部署に越谷市障がい者等相談支援センターから「福祉サービスなどの支援を担当している女性から性的虐待の相談があった」と通報があり発覚。被害女性への聞き取りなどから男が浮上した。
男は当時、越谷市の障害者施設に勤務。被害女性の母親が入居しており、生活支援などを担当していた。別の施設に入居していた被害女性と母親の3人で買い物へ行った後、車内で2人になった際に犯行に及んだとみられる。
男は犯行後に朝霞市の障害者施設へ転職し、同様の犯行に及んでいたとみられる。現在は別の県内の障害者施設に転職している。県警で余罪を調べている。










